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2017年度第5回(2018年3月)の聖路加国際病院「おさいふリング」が開催されました

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

3月7日・14日にわたって行われた3月の「おさいふリング」も無事終了しました。

今回参加された方は6名。

全員女性でしたが、がんの種類は、乳がん、大腸がん、卵巣がん、子宮体がん、腎臓がんなど、さまざまでした。

いつも使用させていただいている聖路加国際病院のさわやか学習センターは、別の診療科に生まれ変わるということで、旧館2階に移転。

趣のあるチャペルを通りすぎ、旧館奥へと向かったのでした。

患者さんとがんとお金の問題を話し合う「おさいふリング」は、個別相談ではなく、グループセッション。

ですから、個人的な相談がしにくい反面、他の患者さんのお悩みや工夫していること、考え方などを知ることができるのがメリットのひとつです。

今回も色々と興味深いお話を伺うことができましたが、罹患者でなければわからない罹患後の生活の変化を一つご紹介しましょう。

それは、「がんに罹患して、予想以上にかかったお金は?」というご質問に対して、「すごく太ってしまったので、洋服を全て買い換えることになり、その費用がかかりました」というお答えがあったこと。

こういう方は、たまにいらっしゃいます。

がんに罹患すると再発リスクを抑えるためにも「太らないでください」と医療者に指導されることがあります。

しかし、ご承知の通り、40代、50代以降ともなると、筋肉量や基礎代謝が落ちているので、ただでさえ、太りやすく、一旦ついたお肉はなかなか落ちてくれません。

しかも、ホルモン治療などをすると、ホルモンバランスが崩れ、ホント、大変なことになってしまうのです。

カジュアルな洋服だけで良ければ、ファストファッションを利用して、節約することもできますが、治療と仕事を両立させているような場合、スーツやジャケットなど、ある程度きちんとした服装も必要ですよね。

それにがん患者だって。いや、がん患者だからこそ、おしゃれを楽しみたい。

となると、結構な費用がかかることになります。

再発防止や健康を維持するためにも、経済的負担を軽減させるためにも肥満防止は重要課題ともいえるのですが・・・・

ワタクシも、やっちまいました。

この冬あまりに寒いので、閉じこもって原稿ばかり書く生活をしていたせいか、運動不足か、お酒の飲み過ぎか、成長期の娘につられて食事量が増えたせいか・・・

不覚にもかなり体重がオーバーして、体重計が見たことのない数値を表示しているんです(T_T)

数か月前から、 取材などで撮影された写真を見て、薄々は感づいていたのですが、現実から目を背けていました。

これではいけない!!面倒くさいしスーツは買い換えたくない!! ということで、薄着になる前に、体重を元に戻すべくカロリー摂取量を減らし、運動量を増やす日々が続いております。トホホ。

あ、2017年度のおさいふリングは終了ですが、2018年度も引き続き実施する予定です!

ご参加お待ちしております!