がん告知を受けたら、まずコレ!「がんと向き合うためのFIRSTGUIDE」(メットライフ生命&MSD株式会社)

がん告知を受けたら、まずコレ!「がんと向き合うためのFIRSTGUIDE」(メットライフ生命&MSD株式会社)

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

いつものことながら、年末年始は、何かとバタバタしていてお知らせが遅れましたが、昨年12月に、「がんと向き合うためのFIRSTGUIDE」が出来上がりました。

これは、約800名のがん経験者の方の声をもとに作成した、がんと初めて向き合うことになった患者さんのためのガイドブックです。

昨年夏頃、メットライフ生命さんと、別の案件で打ち合わせをしている際、「アメリカには、『FIRSTGUIDE』っていうのがあって、がんの告知を受けた患者さんに、病気のこと、治療のこと、お金のこと、制度のこと、メンタル面のことなど、とにかく、考えなくてはいけないモロモロの情報が詰まったものが送られてくるんですよ!日本でも、作って欲しいと思っているんですけどね~。メットライフさんで作って下さいません?」と、何気なくご提案したところ、「それは素晴らしい!じゃあ、作りましょう!!」ということになったのです。

ホント、ダメ元でも何でも言ってみるもんです。(笑)

実はこれまで、いくつかの保険会社さんでお話したことがあるのですが、軽くスルーされました。(笑笑)

それから何度もコンセプトを練り直し、各部署のご担当者とやりとりをして、ようやく出来上がったのがこれです。↓

デザインもとても素敵。

FB2017.01.07③

ページをめくると、僭越ながら、黒田のメッセージが・・・

FB2017.01.07④

内容も、がんの疑いがあるところから時系列に網羅され、シンプルでわかりやすく、記入などもできるようになっています。

この冊子は、メットライフ生命の既契約者さまが、がんに罹患された場合などに代理店経由等で配布されるほか、HPからでもダウンロード可能です。→こちら

また、冊子で書ききれなかった内容や最新の情報が、ウェブサイトでも展開されています。

冊子の監修は、国立がん研究センター中央病院の大江先生にお願いしたほか、私が所属する認定NPO法人キャンサーネットジャパンや昨年6月に乳がんサバイバーのためのイベント「FUN!Breast Cancer Festival」のトークセッションでご一緒した、がん研有明病院のMSW・田近忍さんにもご協力していただくなど、各方面の専門家がチェックを行い、エビデンス(科学的根拠)に基づいた情報になっています。

昨年11月に、DeNAの運営する健康・美容情報サイトの問題が取沙汰されましたが、さまざまな情報が氾濫している中、がん告知を受けたばかりで、どの情報を信じて良いのか分からないという人もいらっしゃるでしょう。

まずは、このガイドブックに目を通して、何を、どうするべきか、考える上での指針としていただき、自分やご家族にとってベストな治療法を選択するのにお役立ていただければ幸いです。

すでに、全国のがん診療連携拠点病院などには、CNJさんのご協力で送付されており、なぜか、さっそく私のところに、「とても良いものなので、もっと分けてもらえませんか?」という病院の相談室からご連絡がありました。(笑)

メットライフさんへ直接ご相談されるのが早道ですが、この手のご相談もウエルカムです。お気軽にお寄せください。

<ご参考>

メットサイフ生命のニュースリリース「メットライフ生命とMSD、がん患者向け支援で戦略的パートナーシップに合意

【お知らせ】湘南がんサポート委員会主催第3回市民講座開催のご案内

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

今日はセミナーのお知らせです。

1月14日(土)、湘南がんサポート委員会さん主催(共催 茅ヶ崎市立病院)で第3回市民講座が開催されます。

テーマは、「知っておきたい『がんとお金・働くこと』とそれに備える方法について」です。

湘南がんサポート委員会さんは、湘南地区のがん患者とそのご家族、ご関係者をさまざまな形でサポートすることを目的に、茅ヶ崎を中心とした医療・介護福祉に従事されておられる方々の会です。

ご担当者の方が、これまで何度か私の拙い話を聴いてくださったということで、「是非とも、お願いします」と熱心なお申込みがありました。本当に嬉しい限りです。

あまりこの地区でお話する機会もございませんでしたので、お近くの方、ご興味がお有りの方は、どうぞご参加ください。

<日程等について>

​●日時 平成29年1月14日(土)14:00~16:00

●会場 茅ヶ崎市立病院 会議室

●対象 がん患者とその家族・遺族

    一般市民、がんに携わる医療スタッフ

●予約不要/先着70人

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もうそろそろ「専業主婦VS共働き妻」という構図で話をするのをやめませんか?

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

昨日PRESIDENT Onlineにアップされた 「会社員妻との生涯収入差は1億3500万円でも「働きたくない病」の妻たち6タイプ」を読んだ方から、「内容のあまりの稚拙さ、傲慢さに驚き、こちからかご連絡させていただきました」(原文ママ)という大変なお怒りのメールをいただきました。

メールの内容を要約すると、「専業主婦を「働きたくない病」だと言うのをやめていただきたい。外に出てバリバリ働きたい女性もいれば、家庭で、じっくり家事や育児に取り組みたい女性もいる。」ということのようです。

後半は、おっしゃる通りです。ワタクシもそう思います。

前半は、誤解です。ワタクシは、専業主婦=「働きたくない病」なんぞと一言も書いておりません。また、そんなこと露ほども思っておりません。

メールには、

「あなたのような人は、「家事手抜き病」「子育て他人任せ病」ということになりますね。」(原文ママ)

「あなたの考え方はある意味時代遅れです。同じ女性として、同じ母親として、とても恥ずかしく思います。」(原文ママ)

など思わず夫と娘にも見せて、意見を聞いてみたくなる表現がズラリと並んでいましたが、わざわざ、忙しい時間を割いて、弊所HPを検索し、メール書くのであれば、もっとちゃんと最後まで読んで下さい。

ワタクシが言いたいのは、専業主婦がダメで、働いている人が良いということなどではありません。自分が働いているからといって、専業主婦を見下しているわけでもありません。

いずれの選択肢を選ぶにせよ、将来にかかるメリット・デメリットをきちんと見据えてくださいということです。

そして、もうそろそろ「専業主婦VS共働き主婦」といった対立の構図で話をするのをやめませんか?

昨年改正されたパート主婦の「106万円の壁」や今年改正予定の配偶者控除が取り上げられるたびに、「結局、いくらで働くのがオトクか?損益分岐点を教えてください」といったご相談や取材を受けます。

専業主婦の方からは、「なんだか、働かない自分を責められているような気がして肩身が狭い・・・」というお悩みも伺います。

もちろん、シミュレーションをするのはカンタンですが(正直、面倒くさいんですけどね)、実際には、個々のご家庭によって状況はさまざまなので、目安にしか過ぎません。

それよりももっと広く、中長期の視点で女性のキャリアを考えていただきたいのです。

ここ言うキャリアとは、仕事だけでなく人生全体のことを意味します。

専業主婦の人も共働きの人もそれぞれ主義主張があるのは当然ですし、どちらを選ぶかはその人の自由です。その生き方に自信を持っているのであれば、誰に何を言われようが堂々としていれば宜しい。

ただ、ワタクシはFPとして、ちょっと先を予想することができる仕事をしています。

たとえば、独身が楽しくて結婚なんか考えられないという人が、占い師に「今、婚活をすれば、あなたは1年後に良縁に恵まれて、幸せな結婚生活を送ることができます。このまま独身でいれば孤独なさみしい人生を送る可能性が高いでしょう。」とアドバイスされたら、あなたはどうしますか?

婚活をするもしないも、あなた次第でしょう?

独身主義だと相談者に聞いた時点で、占い師はこのアドバイスを告げない方が良いのでしょうか?

あ、FPが占い師ということではありませんからね。(笑)そこを曲解なきようお願いします。

「久々におみくじをひいてみた」の巻

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

実は今年、年女なのです。

そのせいか、どうかわかりませんが、近所の日枝神社に初詣に行ったら、たまらなくおみくじが引きたくなって、久々に引いてみました。

結果は「中吉」↓

2017.01.02

「「大吉」だと、運勢のピークになってあとは下がるだけなので、吉とか中吉とかの方がいいんだよ」と娘が教えてくれました。

あと、おみくじは、「本来いつでも読み返せるように持って帰るのが正しい」のだそうです。「専用のみくじ掛けなどを置いてあるところもありますが、あれはご神木に結ばれるのを避けるために寺社関係者が設置した苦肉の策」とのこと。

掲載コメントが見本誌で送られてきた女性セブンさんに、そう書いてありました。

週刊誌は、イロイロ勉強になりますね。(笑)

 

 

 

新年早々、おそろしいモノを実家で見つけてしまいました・・・

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

本年もどうぞ宜しくお願いします。

さて、今年も年末年始にかけて、北陸新幹線に乗り、実家に帰省して参りました。

数日は、底冷えのする一戸建てに震えながら過ごしましたが、おおむね良い天気に恵まれました。

しかし、な、なんと、そこでおそろしいモノを見つけてしまったのです。

それがこれ↓

2017.01.01

そう。我が家の家紋 「笹竜胆 (ささりんどう)」 をかだどった額縁、というんでしょうか、作品です。

お値段は30万円。

「ええっ!!これが30万円??なんでこんなもん買ったのよ」と母に聞くと、なんとか杉から作られた貴重なものだとか、ちゃんとしたお宅には家紋がちゃんと飾ってあるととか、ぜいたく品を買うわけじゃなし、ご先祖さまも喜んでいるはずだとかとかとか・・・

案の定、購入先は、前々から怪しいとにらんでいる会社で、この会社の名前が入った日用品や健康食品のサンプルがやたら実家にあるし、どう考えても催眠商法じゃないかと。

でも、ホント、どんなに言い聞かせても、「あの会社はちゃんとしている」と言い張っるんですよねえ。

個人的には、別に母の財産なのだから、自分の好きなように使ってもいいと考えています。

でも、実家の広大な敷地を管理維持するのに、経済的に余裕がないだろうと分かっているので、これまで何かと援助してきたんですよ。

さらに、昨年秋には、老朽化した納屋を取り壊すための費用を、きょうだいで分担したばかり。

それだけに、「子どもに少なくないお金出させておいて、なんでこんなもん買ってんのよ~」と、さすがの私も怒りが頂点に!!!

正月早々、これでもか、というくらいにきつく叱責してきました。

最終的には、お互い感情的になって、今後どうすべきかも何も話ができない状態になったので、帰省していないきょうだいに、本件を報告し、後のフォローを任せることにしました。

でも、きっと、母は、何で私が怒っているのかわかんないんだろうなあ。トホホ。