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はじめての「脳ドック」

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

50代に突入し、娘から

「お母さん、それ、この前も同じこと聞いてたー」

「えっ?話したこと、忘れちゃったの?やばくない??」

などと、言われることが多くなってきた今日この頃。

自分でも「もしかして、若年性アルツハイマー症なのでは」と正直、不安だったところに、市から脳ドック受診の案内が送られてきました。

どうやら、50歳などの節目の年齢になると、補助が受けられるしくみのようです。

「乳がんは、脳転移の可能性もあることだし・・・」と思い、近所のクリニックを予約しました。

そのことを、夫に告げると、「自分も受けたい」と言い出しまして。

たしかに、3歳年上で、高血圧&糖尿病気味の夫の方が、脳疾患のリスクは高い。

ということで、先日、夫婦そろって仲良く脳ドックを受けてきました。

いわゆる脳ドックは、頭部MRI検査のこと。頭蓋骨のMRIを撮影することで、症状の出ていない脳腫瘍や脳梗塞などの早期発見できます。

また、40~60歳代にかけて、加齢による脳の形状の変化が誰にでも、少しずつ起こってくるそう。健康な脳の状態を撮っておけば、症状が出始めたときなどに、比較することもできます。

とりわけ、「脳萎縮」については、認知症を心配して、気にする方が多いといいますが、比べるものがなければ、それが萎縮しているかどうかはわからないといいます。

まあ、左右が非対称で、片方だけが萎縮しているのであれば別ですが・・・。

さて、結果は、夫婦ともどもまったく問題なし。

脳の状態が左右対称か、血管が詰まっていないか、かくれ脳梗塞がないかなど、画像を見ながら、担当医に丁寧にご説明いただきました。

「かくれ脳梗塞」というのは、無症候性脳梗塞のこと。MRI所見上、直径が3mm以上の脳梗塞で、無症状の場合を言います。

これもまったくありませんでした。

夫婦で受診したせいか、単なるリップサービスか、「この年代で、ご夫婦ともに何もなく、このような若い脳は珍しいです」とまで、言っていただいて。(苦笑)

私が「え?先生、「若い」脳ってどういうことですか?医学的にそういう表現があるんですか?」と質問すると、

「いやあー、医学的ではありません。でも、若いというと、みなさん喜ばれるので、私はよく使っています」と、にこやかにおっしゃいました。

お会計は、市の助成金1万円を差し引いて、2万7000円也。夫は、健康保険で補助がないので、3万7000円。夫婦で合計6万4000円。

決して、安くはありませんが、毎年受けるようなものではないと言われましたし、安心して生活する上では、このタイミングを受けておいて良かったと感じています。

結果も異常なく、対応や説明もとてもよかったので、夫婦ともども大満足。それに、検査の結果を、夫婦で一緒に聞いたので、お互いの健康の状態を知ることができた点もよかったです。

なお、私が同時に受けた特定健診の血液検査の結果も異常なし。健康体そのものでした。

検査前日、すっかり忘れていて、いつものように、お酒もたらふく飲んでいたのに(苦笑)。

お仕事をご依頼いただいているみなさま!これまで通り、働けますので、どうぞ、ご安心ください!

自分の脳の画像を見るなんて、なんだかシュール・・・