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FP向け日本生命グループ商品説明会に参加してきました!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

1月27日(月)に東京丸の内にある日本生命丸の内ビルにて行われた、日本生命グループー日本生命・大樹生命・はなさく生命ー3社合同ーによるファイナンシャルプランナー向け商品説明会に参加してきました。

大樹生命さん、はなさく生命さんの説明会はこれまでもありましたが、実は、日本生命さんがFP向けに説明会を行うのははじめて。

どんなお話が伺えるのか、とても楽しみです!

まずは、日本生命さんによる「入院総合保険 NEw in1(ニューインワン)」の商品説明を商品開発課長の家田さんから。

日本生命 商品開発課長 家田恭介さん

NEw in1は、2019年4月2日から、「ニッセイみらいのカタチ」の「総合医療保険」を刷新して発売された一時金タイプの医療保険です。

商品の概要やポイント、販売・支払実績などご説明いただきました。

医療保険の一時金タイプって、日額タイプよりも、入院日数を問わず受け取れるので、保険料が割高なイメージがあったのですが、従来の総合医療保険と比較しても、そんなに保険料水準は変わらないとのこと。

たしかに、短期入院でも、入院ともなれば、それなりにお金がかかるもの。まとまった給付金が受け取れれば、お得感はありますよね。

ただし、その分、まったく入院せず、通院治療だけだと給付金は出ません。

それと気になったのは入院給付金のカウントについて。

入院初日だけではなく、それ以降も入院日数が所定の日数(30日、60日、90日)に達するたびに入院給付金が受け取れるようになっているのですが、逆に言えば、達しないともらえない…。

「あと1日入院していれば、また給付金が受け取れるのに」といったケースは、患者さんの身になれば、ちと辛いかなあ。

続いて、大樹生命さんの「無配当外貨建学資保険 想いをはぐくむ大樹の学資」について、窓販・代理店開発部長の山崎さんから。

大樹生命 窓販・代理店開発部長の山崎直行さん

2019年5月から、三井住友銀行さんの窓販で取り扱いを開始した商品で、業界初の外貨建て学資保険です。

外貨建てですから、外貨(米ドルと豪ドル)の高金利を利用して、計画的に教育資金を準備できる商品。子どもの教育費は高止まりしているので、効率よく教育資金を用意したいニーズは高いでしょう。

おもな特長としては、適用される為替レートや利率を、保険期間を通じて固定するため、円で払い込む保険料は一定額。契約時に外貨建の受取金額も確定します。

また、適用される為替レートは、為替予約の仕組みを活用し、申込時点の為替レートよりも円高水準で固定されます。学資金の受取りは、大学入学前の高校3年生の11月からとなるため、推薦入学時の学費支払時期に合わせて受け取れます。

わかりやすいご説明で、概要はわかりました。でも、結構、難しくないっ!?

しかも、受け取り方法など、色々と自由に設定できるみたいなので悩みそう。

あと、保険料払い込みが米ドルは15年、豪ドルは10年で、その後、高校3年生まで据え置き期間に入ります。0歳から始めたら、小学生、中学生くらいまでしか払い込みできないと、もっと貯めたい人は、別途加入しなくちゃいけないなあ、などと思ったり。

さて、最後は、はなさく生命さんの「かんたん告知 はなさく医療 引受緩和型医療終身保険」について、商品開発部長の今西さんから。

はなさく生命 商品開発部長の今西秀幸さん

はなさく生命さんは2019年4月に、国内生保42社目に開業したばかりの保険会社さんです。

同年6月から、「はなさく医療」(医療終身(標準型))を発売。代理店向けに営業を開始されています。

同年10月には「はなさく一時金」(特定疾病一時金(標準型))、2020年1月には「かんたん告知 はなさく医療」(医療終身(緩和型))「はなさく定期」(定期保険(標準型))と、次々と商品を発売されていたんですねー。

今回の説明会では、「かんたん告知 はなさく医療」の開発の背景やマーケットの状況、商品コンセプトなどについてお話いただきました。

後発組だけに、シンプルかつ幅広い保障内容と割安な保険料です。

三大疾病保険料払込免除特約も、業界初の上皮内がんを含めたり、急性心筋梗塞ではなく心疾患、脳卒中ではなく脳血管疾患と広げたりしていて、大丈夫ですかーって言いたくなります(苦笑)。

説明会終了後は、立食のランチを囲んで懇談会。

説明会では、多くのFPさんから質問の手があがっていましたし、三社の方の色々とお話ができて、とても勉強になりました。

ありがとうございます。