新刊「がんとお金の真実(リアル)」が上梓されました!

新刊「がんとお金の真実(リアル)」が上梓されました!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

さて、本日は新刊のお知らせです。

この夏ほぼ缶詰め状態になって執筆していた「がんとお金の真実(リアル)」(セールス手帖社保険FPS研究所)が上梓されました。

奇しくも、10月30日は、私の愛娘の11回目の誕生日。私にとっては、喜びが二重な日でもあります。

2009年12月に乳がん告知を受け、「5年生存率50%」と担当医に告げられたときのことを思えば、娘の11回目の誕生日を一緒に祝うことができるなんて、私にとってまさに夢のよう。

その上、がんとお金に関する本をまた世に出せる機会を設けていただけるとは!

本当に感謝、感謝です。

今回の本は、とりわけ働き盛りの方ががんに罹患された場合にどうなるか、どうすべきかについてのノウハウや、どれくらいお金がかかり、収入がどの程度減ったのかを、実際に肺がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん、肝がん、乳がんといった代表的ながんに罹患されている方に取材を行って執筆しました。

みなさんにお話を伺って、本当にがんというのは、多様な病気であり、お金のかかり方は千差万別だということをしみじみ実感しました。

今年の6月に上梓した「50代からのお金のはなし」(プレジデント社)でも、実施に遠距離介護を行っている方々に取材をさせていただいて、生の声を聴くということにこだわったのですが、とにかく実体験というのはリアルだし、ケースバイケースなんですよね。

前作「がんとお金の本」(ビーケーシー)の発売は2011年8月-まだ私自身が治療中の時期でしたが、今回は、治療も終わり、がんとともにいかに生きていくかについて重点を置いています。

これまで相談を受けたがんサバイバーの方々の抱えるお悩みや問題を反映し、より実際の治療や生活に役立てられる内容がコンパクトにまとめられていますので、是非ご一読くださいませ。

最後になりましたが、監修をお引き受けくださった査定医の牧野安博先生、社会保険労務士の池田多鶴子さんには、適切なご指導とご指摘をいただきました。

また本書の発刊・編集にあたりセールス手帖社の高田さん、松田さんには大変お世話になりました。とりわけ松田さんには、黒田のずさんなザルチェックのおかげで、校了ギリギリまでチェック&チェックの面倒をお掛けしてしまい、感謝とお詫びの気持ちで一杯です。

そして、そして、取材を引き受けてくださったがんサバイバーやそのご家族の方々。同じがんサバイバーの気安さから、デリカシーのないご質問も多々あったかと存じますが、この場を借りてごめんなさいとお伝えします。本当にご協力ありがとうございました。深くお礼を申し上げます。

多くのがんサバイバーの方に取材をさせていただきました!

多くのがんサバイバーの方に取材をさせていただきました!

棄てる神あれば拾う神あり!?ーがんサバイバー向けがん保険の新規募集停止&新商品発売開始

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

さて、本日は、がん罹患者向けのがん保険に関するお知らせです。

日頃、私がご紹介をしてきた、これらの数少ない商品の一つに、アメリカンホーム保険(以下、AH)の「みんなのほすピタる緩和告知型ガン保険」があります。

この商品は、現在も「がんで通院している」あるいは「抗がん剤治療中である」といった方でも、がんの診断・入院・手術から2年で申込みができるなど、加入条件のハードルが低い!

一般的な、緩和型医療保険のがんに対する加入条件が、おおむね「5年」経過後ですから、その緩やかさはお分かりいただけるでしょう。

保障内容もがんの入院や手術といった基本補償に加え、オプションでがんで5日間以上継続して入院した場合、ガン継続入院時の一時金(100万円など)を追加できる上、保険料も割安。満20歳から加入できますので、20代、30代といった若くしてがんに罹患してしまい、無保険状態で、今後の再発・転移が心配・・・という方には、とくにニーズが高い商品だと思います。

これがAIGグループ内での事業の簡素化にともなって、2016年4月1日より新規契約の販売を終了すると発表しました。

詳しくはこちら→新規契約の販売活動の終了について

したがって、AHの既存商品については、来年3月末までは加入できますが、4月以降加入することができなくなります。4月以降は、医療保険やガン保険の新規販売については、同グループのAIG富士生命に集約されるものの、AHの既存商品をAIG富士生命が販売する予定はないとのこと。

そうしてもう1つのお知らせは、新しいがん罹患者向けのがん保険に関するお知らせです!

来月11月16日から、テラ少額短期保険では「がんサバイバーのための”再発治療保険”」の販売を開始します。

詳しくはこちら→プレスリリース「一度がんを経験された方が再びがんと診断された時に備える「がんサバイバーのための“再発治療保険”」を11月16日より販売開始

この商品は、がん経験者が再発・転移した場合、「がん診断給付金」として100万円、がんで免疫細胞療法を受けたときに「免疫細胞療法保険金」60万円、合計160万円が受け取れるものです。

この手の商品で、基本保障に一時金が付加されているのは、はじめてではないでしょうか?

もし、がん免疫細胞療法を受けずに死亡した場合でも、免疫細胞療法保険金と同額の60万円が待機死亡金として支払われ、再びがんと診断された後の保険料が免除されます。

ただし、加入条件は、原則として次のいずれかに該当し、今までにかかったがんの回数は1回のみの場合。加入年齢も40歳から69歳までとなっています。

①病期(ステージ)Ⅰ期またはⅠ期相応の場合、手術あるいは放射線治療後3年以上経過している。

②病期(ステージ)Ⅱ期またはⅡ期相応の場合、手術あるいは放射線治療後5年以上経過している。

したがって、病期(ステージ)Ⅲ、Ⅳ期である、がんの手術あるいは放射線治療を受けていない、がん治癒していない方は加入できません(なお、ホルモン治療を継続中など、加入できる場合もあるそうですので個別に問い合わせを!)

ちなみに、告知書をチェックしてみると、黒田は加入できそうです!なんだか嬉しい気分になりました。

テラ少額短期保険では、今年2月に「医師が考えたがん治療のための”免疫保険”」の販売を開始。がん患者が、がん免疫細胞療法を受けやすくなる環境作りを目指しておられますが、とりわけ再発した場合、免疫細胞療法が再発がんの治療法として効果が期待されることからも、今後の動向に注目していきたい商品です。

奇しくも、この2つの商品のニュースリリースが発表されたのは、同じ10月14日。保険に加入したいがんサバイバーにとって、「棄てる神あれば、拾う神あり」といった心境でしょうか。

前者の商品に駆け込みで加入するか、後者の商品をじっくり検討するか・・・良し悪しは、それぞれでしょうが、迷われた方は一度、ご相談くださいませ(笑)

 

 

久々に四国・徳島に行ってきました!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

さて、10月からは秋のセミナーシーズン到来。しかも地方出張が多くなります。その皮切りとして、10月8、9日から四国・徳島に行って参りました。

もともとの出身が富山である田舎者のワタクシ。普段、多くの人がひしめく東京で仕事をしていると、思いのほか疲れているのでしょうね。自然に囲まれたのどかな地方に行くと、心底ほっとします。

徳島阿波おどり空港にて。ほかの観光客さんから「並んで踊っている写真撮ってあげましょうか」とありがたいお申し出を受けたのですが・・・

徳島阿波おどり空港にて。ほかの観光客さんから「並んで踊っている写真撮ってあげましょうか」とありがたいお申し出を受けたのですが・・・

徳島阿波おどり空港に貼ってありました。東京まで持参するほどの親ゴゴロを悪用するなんて!

徳島阿波おどり空港に貼ってありました。東京まで持参するほどの親ゴゴロを悪用するなんて!

大塚製薬グループが設立した「大塚国際美術館」で購入。この美術館、入館料が日本一高いんですって(一般3,240円也!)

大塚製薬グループが設立した「大塚国際美術館」で購入した付箋2つ。この美術館、入館料が日本一高いんですって(一般3,240円也!)

中はこうなっています。ムンクの「叫び」もダヴィンチの「最後の晩餐」も実物観に行ったなあ。

中はこうなっています。ムンクの「叫び」もダヴィンチの「最後の晩餐」も実物観に行ったなあ。