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アクサダイレクト生命保険セミナーに参加してきました!

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

昨日、アクサダイレクト生命さんの保険セミナーに参加してきました。

まず、新しく就任された、代表取締役社長兼CEO住谷氏のご挨拶(黒田は遅れていったので、お聞きできましせんでたが・・・(苦笑))

そのあと、執行役員CFO兼数理・商品開発部長・日本アクチュアリー会正会員の加瀬氏によるレクチャー。

テーマは、「引受基準緩和型・健康増進型・リスク細分型の各保険間の関係&今後の展望」です。

それぞれの保険の関係性や現時点の課題、今後の展望などについてお話していただきました。

とりわけ、健康増進型の保険は、最近のトレンド的な分野です。

ここ数年、各社がさまざまな商品を発売していますが、今後も主流となっていくのかどうか?

保険料をキャッシュバックしたり割り引いたり。契約時点ではなく、契約後の行動に対してインセンティブを与えて、病気予防につとめるというのは、とても前向きな行動変容を促すものです。

これまで、保険といえば、「死んだら」とか「病気になったら」とか、どちらかといえば後ろ向きな、悪い事態に備えるものでした。

それが、病気等への経済的備えを確保しつつ、健康は増進、保険料は減少できる可能性があるというのは、保険会社・加入者双方にとってメリットがあるしくみです。

とはいえ、周囲を見渡してみると・・・。どれくらいの人が健康診断やストレスチェック、運動しているでしょうか?

厚生労働省の「平成29年度国民健康・栄養調査結果の概要」によると、運動習慣のある者の割合は、男性で35.9%、女性で28.6%。この状態は、ここ10年でほとんぞ変わっていません。

若い人は、運動しているかとおもいきや、最も割合が低いのは、男性30歳代14.7%、女性20歳代11.6%です。

ここでいう運動習慣のある者とは、「1回30分以上週2回以上実施し、それを1年以上継続している」状態を指します。

以前、取材したがん患者さんに対してフィットネスを支援する団体の方も、「日本人は本当に運動がキライ!」とおっしゃってました。

そんな日本人にこの保険が浸透するかどうか、興味深いところです。

続いて、後半は、今年9月11日に発売された緩和型終身医療保険「アクサダイレクトのはいりやすい医療」の特長や「アクサダイレクト終身医療」の改定内容について、同社数理・商品開発部の端山氏からご説明がありました。

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いつもながら、ユニークなお話でとても参考になりました。ありがとうございます。