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アフラックCMにご出演の岸田徹さん&アフラックさんについてのアレコレ

みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。

今日は、現在アフラックさんのCMにご出演中の岸田徹さんについてご紹介したいと思います。

そう、櫻井くんに「なんでも明るく語りますね~」と言わしめた、笑顔がとても素敵な岸田さんです。

保険に入っておらず、治療中は働けなくて、「貯金913円しかなかった」って。

岸田さんそれ、貯金じゃなくて所持金ですよ(笑)。

笑顔の岸田さん

Aflac HPより

岸田さんは、1987年生まれ(若い!!私の18歳年下!!)の大阪府ご出身。

社会人2年間の25歳の時に全身がんの宣告を受け、その後27歳の時に精巣がんが再発されたそうです。

まさに、AYA世代のがん患者さん。

岸田さんは、若年がん患者会の運営などもしておられるので、AYA世代について、気になることができたら、つい岸田さんにメッセージで質問してしまう黒田です。

岸田さん、いつもありがとうございます!

※アフラック 岸田さんインタビューページについては、こちら

罹患当時、情報がなくて困ったご経験から、現在はがん患者さんのために生配信で情報をシェアする「がんノート」という活動を行っておられます。

がんノートは、「がん経験者の情報を今、闘病中のあなたへ」をコンセプトとして、がん経験者によるがん経験者のためのインターネット生放送番組です。

是非チェックしてみてください!

※がんノートについては、こちら

アフラック広報さんに確認したところ、現在放映中のCMは、10月いっぱいまで放送されるとのことですので、もうしばらくは、岸田さんの爽やかな笑顔が拝見できそうです。

そういえば、ずっと以前、娘に「お母さんは、アフラックのCMに出たりしないの」と尋ねられたことがあります。

「うーん。お母さんは、アフラックさんにはお仕事いっぱいもらってるから、CMにまで出さしてくださいなんて、ワガママ言えないなあ」と答えておきました(笑)。

※アフラックCM 櫻井翔の取材ノート・岸田さん がんをチカラに変える人

さて、ついでといっては失礼ですが、そんなお世話になっているアフラックさんの取り組みもご紹介。

最近、就労支援に取り組む企業も増えてきましたが、がん保険のパイオニアとして、アフラックさんでも、昨年からがんと就労について積極的に取り組んでおられます。

昨年12月には、社内公募によって集まった、がんを経験した社員のコミュニティ「All Ribbons」を立ち上げ。

※がんを経験した社員によるコミュニティ設立については、こちら

単なるサークル活動としてではなく、人事部が事務局として参加して、メンバーの声をもとに社内の制度改革やがんを経験した社員の相談支援を行っておられるとのことです。

がん経験者の社員のコミュニティは社外に多々ありますが、会社が主導となって立ち上げたものは珍しく、アフラックさんならではの活動と言えますね。

さらに、この度、同コミュニティのメンバーの意見から「リボンズ休暇」というがんのための休暇制度が創設されました。

この制度は、がん治療を対象に、短時間の通院等でも使いやすいように1時間単位(2018年内は1日単位)で取得でき、取得日数は無制限(連続取得は30暦日まで)、通算10日分までは有給扱い(11日以降は無給扱い)となっています。

すごい!手厚いですねー。

このほかにも「傷病ストック休暇制度」の取得条件の緩和や「療養短時間勤務」の利用条件の緩和も実施されるそう。

がん患者さんの生活を知り抜いているアフラックさんだけに、がん保険の保障内容も良く考えられていますが、社内制度にまで浸透させるのはさすがです。

がんに罹患した社員に対する制度の整備などを検討している企業の方々も、アフラックさんの取り組みを是非参考にしていただきたいと思います。

※「がん就労支援制度」の拡充については、こちら