みなさん、こんにちは。FP黒田です。
2026年9月24日、損害保険ジャパン株式会社が開催した、ファイナンシャルプランナー・報道機関向けの「個人用火災保険説明会」に参加しました。


今回の説明会では、2026年10月から改定される「個人用火災総合保険」を中心に、近年の建築費・修理費の上昇を踏まえた保険料や補償内容の見直し、自己負担額の選択肢、Webによる更新手続き、住宅に関する各種付帯サービスなどについて説明を受けました。
特に印象に残ったのは、建築費の上昇に伴う「建物評価額・保険金額の見直し」の重要性です。
火災保険は、一度加入したらそのままにしておけばよいものではありません。
契約時と現在とでは、同じ住宅を再建するために必要な費用が大きく変わっている可能性があります。更新時には、保険料だけを見るのではなく、「万一のとき、今の補償で本当に住まいを再建できるのか」という視点で確認することが大切です。
特に最近の大雨や台風被害などを踏まえると、どのような火災保険や自動車保険に加入しているか確認しておくのはマストでしょう。
また、Mysuranceからは、デジタル技術を活用した賃貸住宅向け火災保険についても説明がありました。ネットで手続きが完結し、引っ越し時の手続き負担を軽減するなど、若い世代を中心に保険との接点を変えていく取り組みとして興味深いものでした。
後半は、SOMPOひまわり生命から変額保険についての説明もありました。
インフレや不動産価格の上昇を背景に、生命保険を「保障」だけでなく、将来の資産形成や相続・納税資金の準備という観点から考える内容です。
FPとして特に注目したのは、健康状態に不安がある方でも、一定の条件のもとで既契約から変額保険へ「変換」できる仕組みです。
一方で、無診査・無告知で変換できることと、変換後の保険料払込免除などの特約が、すでに発症している疾病についてどのように適用されるかは別問題です。
今回の説明を聞きながら、
「健康状態に不安がある方にとって、どのようなメリットがあるのか」
「一方で、どのような点を注意して説明する必要があるのか」
という、消費者・契約者側からの視点で確認することの重要性を改めて感じました。
保険は「入れるか、入れないか」だけではなく、加入後にどのような保障が得られ、どのような場合に保険金・給付金が支払われるのか、そして現在加入している保険と比べて本当にメリットがあるのかを確認することが大切です。
今回学んだ内容も、FPとして、今後の相談業務や講演、執筆活動に活かしていきたいと思います。