みなさん、ごきげんよう。FP黒田です
ソニー生命さんでは、2月20日(月)より、新しく生命保険信託・遺言信託・遺産整理業務の3商品の取扱を開始されています。
それに関する勉強会のご案内をいただきましたので、参加してきました~。
前のアポの関係で、勉強会の終盤からしか拝聴できなかったのが残念。
勉強会終了後に、同社のカフェラウンジで懇親会。広くてとてもきれい。
さすが大企業は違いますなあ・・・(>_<)
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です
ソニー生命さんでは、2月20日(月)より、新しく生命保険信託・遺言信託・遺産整理業務の3商品の取扱を開始されています。
それに関する勉強会のご案内をいただきましたので、参加してきました~。
前のアポの関係で、勉強会の終盤からしか拝聴できなかったのが残念。
勉強会終了後に、同社のカフェラウンジで懇親会。広くてとてもきれい。
さすが大企業は違いますなあ・・・(>_<)
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
先日、うちの小学六年生の娘が学校から帰ってくると、おもむろに小冊子を取り出し、「お母さん、コレ」と差し出してくるではありませんか。
それがコレ↓
NTTグループ社員のみなさんへ配布されるものです。
そして、見開くと・・・出てきたのがコレ↓
娘のクラスのお友達のお母さんがグループの社員さんらしく、わざわざ持ってきてくださったそうです。
新聞や雑誌など、年間かなりの数の取材を受け、写真を撮られることも多々あるので、友人・知人がそれを目にする機会も多いとは思いますが、こんな形で娘に報告されたのは始めて。
なんだか、気恥ずかしいような、母の仕事の一環を知ってもらえて嬉しいような。
そんな複雑な心持ちになりました。
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
本日3月3日は桃の節句。ひなまつりです。
我が家はひとり娘なので、当然「お雛さま、飾ろうよ~!」と先週から娘に言われていたにも関わらず、今年はバタバタで出してあげられそうにありません。
ごめんなさい。娘よ、おひなさまよ。来年こそ余裕を持って!!
JR千葉駅で飾られていたおひなさま。久々に千葉駅に行ったら、キレイになってた!
さて、本日はお知らせです。
今月、今年度最後の「おさいふリング」が3月15日、22日の予定で開催されます。
まだ定員に若干余裕があるみたいですので、ご興味がお有りの方はご連絡ください。
また、来年度も継続して「おさいふリング」を開催する予定ですので、今回難しいという方は、次回にどうぞ!
******************************
<お問合せ先>
聖路加国際病院 相談支援センター
医療連携室 がん相談室
Tel :03-5550-7098(平日8時半~17時)
メール:survivorship@luke.ac.jp
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
本日は、取材をお引き受けくださる乳がんサバイバー募集のご案内です。
以前から、セールス手帖社保険FPS研究所が運営する会員制の有料Webサイト「FPSクラブ」で、連載コラム「がんに強いセールスパーソンになる」を担当しています。
このたび、この誌面にて、女性でもっとも罹患者の多い「乳がん」を特集する予定です。
つきましては、実際に乳がんを経験し、乳房再建を行った乳がんサバイバーの方に、かかった費用や収入の変化などについて、取材をさせていただきたいと思います。
今回の取材は、乳がんに罹患して経済的にお困りの方やこれから先、罹患したときにどれくらい費用がかかるのか不安に感じておられる方に、少しでも具体的かつお役に立てる情報を提供することを目的に行います。
そのためのご協力を是非ともお願いしたく・・・
また、お願いしておいて大変ワガママなのですが、できれば以下の条件におおむね合致する方というのが、編集部さんからのご意向です。
ただ今回は、シリコンインプラント保険適用後(2014年1月以降)の経験者のお話をお伺いしたく、「最近、乳房再建をしました!」という方であれば、とりあえずご連絡だけでもいただければ大変嬉しいです。
なお、取材内容については、同社連載への掲載等および公的な場(学会等)への発表以外では使用いたしません。掲載についても、個人が特定できないよう、属性等を変更させていただきます。
**************************************
<今回募集対象の方>
・30~50代女性で、乳がん告知を受けて、2年程度経過した方
・乳房再建(自家組織、人工物いずれも可)をされた方
・既婚(現在シングル等でも可)、子どもありの方
・罹患時、何らかの収入があった・ある方(正社員・非正規雇用いずれも可)
・罹患後のおおまかな収支の流れが把握できている方(領収書や医療費の明細などの書類だけでも可)
<取材時期・取材場所>
・2017年2月中
・東京都内等(応相談。遠方等であればメールおよび電話のみでも可)
<謝礼>あり
<応募締切>とくに設けておりませんが、条件に合うと編集部が判断される方からのお申込みが一定数に達した場合、締切とさせていただきます。
**************************************
以上です。
お引き受けしても良いという方は、弊所お問合せフォームのお問合せ内容の欄に以下をご記入の上、お送りください。
①年齢
②家族構成(同居家族)
③職業
④おもな病歴と現在の状況(病期(ステージ)、告知、手術、治療、乳房再建などの時期・期間等)
もちろん、ご連絡いただいた方には、現在、がんとお金についてお困りのことなどがあれば、アドバイスもさせていただきます。
それでは、みなさまからの応募をお待ちしております。
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
いつものことながら、年末年始は、何かとバタバタしていてお知らせが遅れましたが、昨年12月に、「がんと向き合うためのFIRSTGUIDE」が出来上がりました。
これは、約800名のがん経験者の方の声をもとに作成した、がんと初めて向き合うことになった患者さんのためのガイドブックです。
昨年夏頃、メットライフ生命さんと、別の案件で打ち合わせをしている際、「アメリカには、『FIRSTGUIDE』っていうのがあって、がんの告知を受けた患者さんに、病気のこと、治療のこと、お金のこと、制度のこと、メンタル面のことなど、とにかく、考えなくてはいけないモロモロの情報が詰まったものが送られてくるんですよ!日本でも、作って欲しいと思っているんですけどね~。メットライフさんで作って下さいません?」と、何気なくご提案したところ、「それは素晴らしい!じゃあ、作りましょう!!」ということになったのです。
ホント、ダメ元でも何でも言ってみるもんです。(笑)
実はこれまで、いくつかの保険会社さんでお話したことがあるのですが、軽くスルーされました。(笑笑)
それから何度もコンセプトを練り直し、各部署のご担当者とやりとりをして、ようやく出来上がったのがこれです。↓
デザインもとても素敵。
ページをめくると、僭越ながら、黒田のメッセージが・・・
内容も、がんの疑いがあるところから時系列に網羅され、シンプルでわかりやすく、記入などもできるようになっています。
この冊子は、メットライフ生命の既契約者さまが、がんに罹患された場合などに代理店経由等で配布されるほか、HPからでもダウンロード可能です。→こちら
また、冊子で書ききれなかった内容や最新の情報が、ウェブサイトでも展開されています。
冊子の監修は、国立がん研究センター中央病院の大江先生にお願いしたほか、私が所属する認定NPO法人キャンサーネットジャパンや昨年6月に乳がんサバイバーのためのイベント「FUN!Breast Cancer Festival」のトークセッションでご一緒した、がん研有明病院のMSW・田近忍さんにもご協力していただくなど、各方面の専門家がチェックを行い、エビデンス(科学的根拠)に基づいた情報になっています。
昨年11月に、DeNAの運営する健康・美容情報サイトの問題が取沙汰されましたが、さまざまな情報が氾濫している中、がん告知を受けたばかりで、どの情報を信じて良いのか分からないという人もいらっしゃるでしょう。
まずは、このガイドブックに目を通して、何を、どうするべきか、考える上での指針としていただき、自分やご家族にとってベストな治療法を選択するのにお役立ていただければ幸いです。
すでに、全国のがん診療連携拠点病院などには、CNJさんのご協力で送付されており、なぜか、さっそく私のところに、「とても良いものなので、もっと分けてもらえませんか?」という病院の相談室からご連絡がありました。(笑)
メットライフさんへ直接ご相談されるのが早道ですが、この手のご相談もウエルカムです。お気軽にお寄せください。
<ご参考>
メットサイフ生命のニュースリリース「メットライフ生命とMSD、がん患者向け支援で戦略的パートナーシップに合意」
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
今日はセミナーのお知らせです。
1月14日(土)、湘南がんサポート委員会さん主催(共催 茅ヶ崎市立病院)で第3回市民講座が開催されます。
テーマは、「知っておきたい『がんとお金・働くこと』とそれに備える方法について」です。
湘南がんサポート委員会さんは、湘南地区のがん患者とそのご家族、ご関係者をさまざまな形でサポートすることを目的に、茅ヶ崎を中心とした医療・介護福祉に従事されておられる方々の会です。
ご担当者の方が、これまで何度か私の拙い話を聴いてくださったということで、「是非とも、お願いします」と熱心なお申込みがありました。本当に嬉しい限りです。
あまりこの地区でお話する機会もございませんでしたので、お近くの方、ご興味がお有りの方は、どうぞご参加ください。
<日程等について>
●日時 平成29年1月14日(土)14:00~16:00
●会場 茅ヶ崎市立病院 会議室
●対象 がん患者とその家族・遺族
一般市民、がんに携わる医療スタッフ
●予約不要/先着70人
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
昨日PRESIDENT Onlineにアップされた 「会社員妻との生涯収入差は1億3500万円でも「働きたくない病」の妻たち6タイプ」を読んだ方から、「内容のあまりの稚拙さ、傲慢さに驚き、こちからかご連絡させていただきました」(原文ママ)という大変なお怒りのメールをいただきました。
メールの内容を要約すると、「専業主婦を「働きたくない病」だと言うのをやめていただきたい。外に出てバリバリ働きたい女性もいれば、家庭で、じっくり家事や育児に取り組みたい女性もいる。」ということのようです。
後半は、おっしゃる通りです。ワタクシもそう思います。
前半は、誤解です。ワタクシは、専業主婦=「働きたくない病」なんぞと一言も書いておりません。また、そんなこと露ほども思っておりません。
メールには、
「あなたのような人は、「家事手抜き病」「子育て他人任せ病」ということになりますね。」(原文ママ)
「あなたの考え方はある意味時代遅れです。同じ女性として、同じ母親として、とても恥ずかしく思います。」(原文ママ)
など思わず夫と娘にも見せて、意見を聞いてみたくなる表現がズラリと並んでいましたが、わざわざ、忙しい時間を割いて、弊所HPを検索し、メール書くのであれば、もっとちゃんと最後まで読んで下さい。
ワタクシが言いたいのは、専業主婦がダメで、働いている人が良いということなどではありません。自分が働いているからといって、専業主婦を見下しているわけでもありません。
いずれの選択肢を選ぶにせよ、将来にかかるメリット・デメリットをきちんと見据えてくださいということです。
そして、もうそろそろ「専業主婦VS共働き主婦」といった対立の構図で話をするのをやめませんか?
昨年改正されたパート主婦の「106万円の壁」や今年改正予定の配偶者控除が取り上げられるたびに、「結局、いくらで働くのがオトクか?損益分岐点を教えてください」といったご相談や取材を受けます。
専業主婦の方からは、「なんだか、働かない自分を責められているような気がして肩身が狭い・・・」というお悩みも伺います。
もちろん、シミュレーションをするのはカンタンですが(正直、面倒くさいんですけどね)、実際には、個々のご家庭によって状況はさまざまなので、目安にしか過ぎません。
それよりももっと広く、中長期の視点で女性のキャリアを考えていただきたいのです。
ここ言うキャリアとは、仕事だけでなく人生全体のことを意味します。
専業主婦の人も共働きの人もそれぞれ主義主張があるのは当然ですし、どちらを選ぶかはその人の自由です。その生き方に自信を持っているのであれば、誰に何を言われようが堂々としていれば宜しい。
ただ、ワタクシはFPとして、ちょっと先を予想することができる仕事をしています。
たとえば、独身が楽しくて結婚なんか考えられないという人が、占い師に「今、婚活をすれば、あなたは1年後に良縁に恵まれて、幸せな結婚生活を送ることができます。このまま独身でいれば孤独なさみしい人生を送る可能性が高いでしょう。」とアドバイスされたら、あなたはどうしますか?
婚活をするもしないも、あなた次第でしょう?
独身主義だと相談者に聞いた時点で、占い師はこのアドバイスを告げない方が良いのでしょうか?
あ、FPが占い師ということではありませんからね。(笑)そこを曲解なきようお願いします。
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
実は今年、年女なのです。
そのせいか、どうかわかりませんが、近所の日枝神社に初詣に行ったら、たまらなくおみくじが引きたくなって、久々に引いてみました。
結果は「中吉」↓
「「大吉」だと、運勢のピークになってあとは下がるだけなので、吉とか中吉とかの方がいいんだよ」と娘が教えてくれました。
あと、おみくじは、「本来いつでも読み返せるように持って帰るのが正しい」のだそうです。「専用のみくじ掛けなどを置いてあるところもありますが、あれはご神木に結ばれるのを避けるために寺社関係者が設置した苦肉の策」とのこと。
掲載コメントが見本誌で送られてきた女性セブンさんに、そう書いてありました。
週刊誌は、イロイロ勉強になりますね。(笑)
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
本年もどうぞ宜しくお願いします。
さて、今年も年末年始にかけて、北陸新幹線に乗り、実家に帰省して参りました。
数日は、底冷えのする一戸建てに震えながら過ごしましたが、おおむね良い天気に恵まれました。
しかし、な、なんと、そこでおそろしいモノを見つけてしまったのです。
それがこれ↓
そう。我が家の家紋 「笹竜胆 (ささりんどう)」 をかだどった額縁、というんでしょうか、作品です。
お値段は30万円。
「ええっ!!これが30万円??なんでこんなもん買ったのよ」と母に聞くと、なんとか杉から作られた貴重なものだとか、ちゃんとしたお宅には家紋がちゃんと飾ってあるととか、ぜいたく品を買うわけじゃなし、ご先祖さまも喜んでいるはずだとかとかとか・・・
案の定、購入先は、前々から怪しいとにらんでいる会社で、この会社の名前が入った日用品や健康食品のサンプルがやたら実家にあるし、どう考えても催眠商法じゃないかと。
でも、ホント、どんなに言い聞かせても、「あの会社はちゃんとしている」と言い張っるんですよねえ。
個人的には、別に母の財産なのだから、自分の好きなように使ってもいいと考えています。
でも、実家の広大な敷地を管理維持するのに、経済的に余裕がないだろうと分かっているので、これまで何かと援助してきたんですよ。
さらに、昨年秋には、老朽化した納屋を取り壊すための費用を、きょうだいで分担したばかり。
それだけに、「子どもに少なくないお金出させておいて、なんでこんなもん買ってんのよ~」と、さすがの私も怒りが頂点に!!!
正月早々、これでもか、というくらいにきつく叱責してきました。
最終的には、お互い感情的になって、今後どうすべきかも何も話ができない状態になったので、帰省していないきょうだいに、本件を報告し、後のフォローを任せることにしました。
でも、きっと、母は、何で私が怒っているのかわかんないんだろうなあ。トホホ。
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
12月19日、第57回日本肺癌学会のペイシェント・アドボケイト・プログラム(PAP)に参加するため、福岡に行ってきました。
肺がん学会にお招きいただくのは2年前の京都で開催されて以来2回目ですが、やはり乳がん学会などとずいぶん雰囲気が違うと感じます。
私の担当セッションは、20日(火)9:00~「がんとお金のこと」
朝イチのセミナーでしたが、みなさん、真剣な表情で、何か有益な情報が得られないかと熱心に聞いくださって、ありがとうございました。
続いて登壇されたのは、国立がん研究センター中央病院の後藤悌先生。
久々に、後藤先生のがん情報のお話を伺いましたが、例のディー・エヌ・エー(DeNA)の健康情報サイトに関する話題も出ました。
最近、ニュースなどを見ていなかったので、ちょっと前に、この話題が出た際は、???と思っていたのですが、私自身も健康情報サイトなどに寄稿することもあるので、身を引き締めねば。
それにしても、最近、医療従事者の方と一緒にお話させていただくときに不思議に思っていることがあるのです。
それは、セミナーの後の質問コーナーで、私の方に質問があまり出ないこと。医療従事者の方には出るのに???
そんなにお金や制度のことって質問しにくいんでしょうかね?
それとも私に質問することがないってことなのでしょうか?
まあ、セミナー終了後などに、個別にいらっしゃる場合も少なくないので、経済的なことは公の場で出しにくいからだと思ってはいるのですが(苦笑)。
ちょっとしたことでも良いので、質問していただいた方が講師は嬉しいので、みなさん、どうぞよろしく~!
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
12月上旬、新刊「がんとわたしノート」が上梓されました。
2年越しでようやく発売することができて、心底ほっとしております。
監修は、聖路加国際病院の山内英子先生です。
内容は、療養ノート+がん家計簿+エンディングノートの3部構成になっています。
前著の「がんとお金の本」とセットになっていますので、それぞれ交互にご活用いただくのもお勧めです。
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
本日は、新刊のお知らせです。
今年4月に取材を受けたダイヤモンド・ザイさんのノンフィクションマンガ「20XX年がんで家計が破綻する日」の分も含めた全14のEPISODEを再編集した1冊が発売されました。
下流老人や介護難民、教育費増、地方創生政策などなど、今の日本が抱える問題を各分野のスペシャリストが分かりやすく解説。今後の対策等についても紹介されています。
自分の顔がマンガになるというのもヘンな感じなのですが、掲載されている他の顔見知りの方々はすぐわかったので、ワタクシ自身も特徴を捉えて描かれているのでしょう。
チラッと誌面を見た娘は一言「お母さん、老けてみえる」でしたが(苦笑)。
ダイヤモンド・ザイノンフィクションマンガ「20XX年がんで家計が破綻する日」にコメントが掲載
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
さて、11月16日(水)18:30~聖路加国際病院さんにて、今年度3回目の「おさいふリング」が開催されました。
今月は6名の方がご参加くださいました。ありがとうございます。
今回は、北海道新聞さんが取材のため参加されました。
もちろん、参加者のお顔は分からないように撮影されているのですが、その分、私の顔がアップになっているような(苦笑)。
治療中の方、治療から一定期間が経過された方、治療中のご家族の方などが、さまざまなお考えや思いで、何かを得たい、得られるのでは、と参加される姿には、いつもながら胸を打たれます。
できるだけみなさんが「参加して良かった」と思えるような最新の情報やお話を提供したいので、毎回少人数で行っているのですが、それでも1時間はあっという間に過ぎてしまいます。
次回第2回目は11月30日です。くれぐれも体調管理にはお気を付け下さい。
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
本日は、12月に開催される信州大学医学部附属病院主催「緩和ケアセンター市民公開講座「がんとお金・仕事のはなし」」のご案内です。
全国各地、さまざまな自治体や医療機関でお話をさせていただいておりますが、長野県松本市での講演ははじめてのこと。
事前予約等は無料です。松本のみなさんにお目に掛かれるのを楽しみにしております。
緩和ケアに関する市民公開講座
演 題 がんとお金・仕事のはなし
~知っておきたい公的制度と備え方~
講 師 ファイナンシャルプランナー
黒田 尚子 先生
開 催 日 平成28年12月15日(木)
開 催 時 間 18:00~19:30
開 催 場 所 信州大学医学部附属病院 外来棟4階 大会議室
参 加 対 象 一般の方、医療関係者
予 約 事前予約不要
費 用 参加費無料
※但し、病院の駐車場代は別途必要になります。
お問い合わせ先 信州大学医学部附属病院 緩和ケアセンター 緩和ケア相談室
TEL:0263-37-2579(直通)
みなさん、ごきげんよう。
今週末行われる「11月5日(土)第2回がんと暮らしの相談事業全国フォーラム」開催のご案内です。
詳細は以下のとおり。黒田も事例発表で登壇させていただく予定です。
ギリギリで、すでにご予定のある方もいらっしゃるかと思いますが、ご興味のある方は是非とも、参加くださいませ。
***********************************:
基調講演
「兵庫医科大学病院での4年間の取組みについて」
西村裕美子(兵庫医科大学病院 がん看護専門看護師/がん化学療法看護認定看護師)
基調講演
「60~65歳のがん患者の経済的な困難に関する現状と対策」
岡本 英夫(がんと暮らしを考える会 副理事長 ファイナンシャル・プランナー)
事例検討
◆レクチャー付き事例紹介 3事例 司会:社会保険労務士 近藤明美
◆事例検討(困難事例ほか) 3事例 司会:金沢医科大学MSW 久村和穂
◆地域別 事例発表 4事例 司会:社会保険労務士 石田周平
●学習目標 ① がん患者の就労問題・経済的問題を課題とした生活再設計について考える機会にできる
② 相談事業に取り組む仲間とつながり、日々の問題を共有することができる
● 日時 2016年11月5日(土) 9:15~16:30 (9:00開場)
● 場所 兵庫医科大学病院 10号館3階会議室 (〒663-8501兵庫県西宮市武庫川町1番1号)
● 参加費 申し込みのみ 非会員5,事前000円 (NPO会員4,000円)
● 対象 社労士、FP、看護師、MSWなど専門職、ピアサポーター
※がん患者さん・ご家族のケアに携わっている方が対象です
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
金融のプロというイメージが強いかもしれませんが、私たちFPにとって、税制や法律の改正は大きな関心事のひとつ。
そして今まさに来年の税制改正に向けて、本格的な議論が高まっています。
ここにきて、来年こそは実現すると思われた「配偶者控除」廃止が、見送りになりそうな雲行き。
さらに、妻の収入の上限を103万円から150万円に引き上げるという案まで浮上。
それでは、廃止どころか拡大ではありませんか!!
今年10月から始まっている、社会保険の加入対象者の拡大によって、新たに「106万円の壁」ができ、いくらで働くのがトクなのかというシミュレーションを散々させられた後なので、さらに、新しい壁ができるのかっ、とゲッソリした次第です。
妻がどれくらいの年収で働いたらベストなのかという損益分岐点の計算をややこしくしている原因は、この「配偶者控除」にあります。
つまり、収入によって、妻本人の手取りがどう変化するかは、税金(住民税や所得税)と社会保険料(健康保険or国民健康保険、厚生年金or国民年金、介護保険(40歳以上)など)がどれだけ徴収されるかを計算するだけなので、そんなに難しくはありません。
一方、配偶者控除や配偶者特別控除は、夫の収入に関わる所得控除。これが適用されるかどうかで、夫の所得から差し引かれる金額が変わるので、丸々受けられると、夫の税金が少なくなり、手取りが増えるというしくみです。
さらに、夫の会社に配偶者手当などがある場合、多くの企業は、配偶者控除が適用になる妻を対象としているので、ダブルで手取りが増えるわけです。
要するに、世帯収入がどうなるか正確な金額はケースバイケースである、というお答えになります。
でも、税金や社会保険の知識がなければこの計算はできません。
なので実際のところ、「難しくてよくわかんないけど、子どもが小さくてそんなに長時間働けないし、多分、夫の扶養の範囲で働いていた方がトクなんだろうなあ」という人が多いのではないかとにらんでいます。
ですから!
さらに、どう働けば良いか悩めるパート主婦たちを混乱させるような改正は止めていただきたい!!
もっとシンプルに、わかりやすくっ!
この手のコラムの締めくくりとして、専業主婦優遇措置が終焉を迎えるのはそう遠くないので、これからは女性も長期間、安定して働けるような環境作りを・・・的な結論の意味は、みなさん、重々承知ですよね。
でも、色々な事情があって、フルタイムでバリバリと働けない人もいる。
女もコドモも年寄りも、とにかくみんな働け、と尻を叩くばかりではなく、多様な働き方やキャリアを受け入れる柔軟な社会を形成する社会を作ることこそ、重要なのではないでしょうか?
でもね。夫の扶養から外れるというのは、意外になんだか気持ちの良いものなのです。
私のキャリアの大先輩である70代女子Iさん曰く、
「子育て期間中、夫の扶養に入っていて、一々健康保険証を貸してくださいって夫にお願いするのが、本当に苦痛だった。職場に復帰して、自分の健康保険証が作れてすごくうれしかったわ」
その当時は、家族全員1枚の保険証だったのですね。
扶養に入っていると、守られているみたいで安心するという人もいらっしゃるでしょうが、こんなお気持ち、お分かりいただけますか?
ああ、急ぎの原稿を書ねばならないところ、何となく書きたくなって、ついブログの方に没頭してしまった~!!まずいっ(苦笑)。
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
色々なお仕事をしているワタクシですが、CFPエントリー研修(以下、エントリー研修)のメンターも務めさせていただいております。
エントリー研修は、平成18年度第2回以降のCFP資格審査試験(以下、CFP試験)の全課目合格者から必須となっているFP協会が実施する研修です。
6課目も(!)あるCFP試験に無事、合格されたみなさんは、このエントリー研修を受講してはじめて、協会にCFPとして登録することができるしくみになっています。
●エントリー研修の概要についてはこちらをご覧ください。→「CFP®エントリー研修」
CFPエントリー研修では、私たち先輩CFPがメンター(=指導者・支援者)、受講生のみなさんがメンティー(=被支援者)となって、講義や相談実務ロールプレイングを行います。
おそらく試験に合格されたみなさんは、「ようやくCFPになれる~と思ったのに、また研修かよ~。しかも半日もかよ~」とお思いでしょう。
最初、クラス分けして入ってきた受講生の方々も、そんな表情や雰囲気をありありと醸し出しておられます(苦笑)。
しかし、研修が終了した後、受講生のほとんどは、「ああ、受けてよかった~」といった感じで満足気に帰っていかれるのです。
その理由としては、講義の中で、メンターであるCFPから実務家として培ってきたノウハウが聴けること。そして、ロールプレイングで、相談実務の一端が体験できることが挙げられます。
しかも、メンターは2人1組ですので、それぞれの得意分野を元に、異なった考え方や意見などを知る良い機会です。
また、受講生の多くは、金融機関などにお勤めの「企業内FP」ですので、独立系FPがどんな風に仕事をしているのか、「この人たち、FPでホント食べていけてるの?」ってな感じで、興味深々な様子がよく伝わってきます。
ロールプレングについても、今まで相談業務などやったことがなくて、キンチョーしておられる方でも、どんな風に進めていけば良いか具体的なポイントなどを事前に教えてもらえるので、なんとなくできちゃいます。
エントリー研修は、春と秋の年二回実施され、先日10月中旬にも行われました。
その際には、な、なんと、ワタクシの著書を講読されたという方が受講生の中にいらっしゃって、大変感激しました。
さて、11月13日、20日のCFP試験に向けてがんばっておられる方々も多いことでしょう。
お仕事と勉強の両立はさぞ大変だろうとお察しします。
是非とも、合格するようお祈りしつつ、いずれCFPエントリー研修でお目にかかれることを楽しみにしています!
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
例年恒例の秋のセミナーシーズン真っ盛り。毎週、日帰りの地方出張も続いて、体調管理に余念のない今日この頃です。
さて、来週29日(土)に以下のセミナーの講師を担当します。
日程:平成28年10月29日(土)
【第1部】 午後 1:30~3:30
演題 「がんとお金の話」
”がん破産” 1000万円も5年で底をつく
講師 ファイナンシャルプランナー 黒田 尚子 氏
【第2部】 午後 3:30~4:30
不動産無料相談会
※どちらか一方のみでも、ご参加いただけます。
会 場 :川崎市中原市民館 2階 第3・第4会議室
JR南武線又は東急東横線「武蔵小杉駅」徒歩2分
定 員 :48名 先着順・要予約
お申込み:川崎支部へお電話・FAX・メールにてお申し込みください。
TEL 044-798-2540
FAX 044-798-2542
e-mail zennichi@poppy.ocn.ne.jp
詳細はこちら 消費者セミナーH28.10.29.pdf
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
今回は、イベントのお知らせです。
「With You ~あなたとブレストケアを考える会~」による第15回With you TOKYOが開催されます。
2年前には、私も登壇させていただきましたが、今回は、ピアサポートがメインテーマ。年々充実するプログラム満載です。
グループワークの申し込みにまだ空きがあるようです(10月20日(木)締め切り)。ご興味のお有りの方は、是非ともご参加ください。
みなさん、ごきげんよう。FP黒田です。
先日、1年ぶりの乳がん検診に行ってきました。
私は、シリコン・インプラントによる乳房再建も行っていますので、いつも乳腺科と形成外科の診察や検査を受けます。
そこで形成外科の中待合室で、↓のような掲示物を発見しました。
注目していただきたいのは、2段目以降の表記です。
え?破損?交換の可能性?10年?
そんなの術前に説明受けたかな~と思いつつ、診察室に入り、主治医に色々と質問してきました。
主治医とのやり取りを要約するとこうです。
①シリコン・インプラントは、ほかの医療器具等と同じく、一生使用できるものではない。
②シリコン・インプラントは、挿入期間が長くなるほど合併症のリスクは高くなり、最近の米国食品医薬品局(FDA)のデータによると、10年で1割が破損。それに伴って、交換または他の方法に入れ替える必要がある(教えていただいたやり方ではデータの原本が見つかりません!先生、教えてくださーい!!)
③交換手術を行った場合は、再度、最初の再建時同様の費用がかかる(ただし、保険適用可)。
④私が再建した当時、シリコン・インプラントは保険適用外で全額自己負担だったが、その場合も再手術については保険適用可となる。
⑤再手術の場合、シリコン・インプラントではなく自家組織の場合も可⇒私のお腹周りを眺めながら、「太った?お腹の肉取ってもいいしねえ」とつぶやく主治医。だから、先生、それって、セクハラですよ(苦笑)。
⑥ただし、私の場合、同時に反対側にもベースのインプラントを入れており(実際に左右の胸のバランスが異なる方は5%いる!)、こちらは豊胸手術となるため、保険適用不可。したがって、こちらのシリコン・インプラントはできるだけ破損しないように!
⑦シリコン・インプラントは通常200kgにも耐えられるが、経過年数によって劣化する。したがって、反対側の乳がん検診として、マンモグラフィ(20kg程度の負荷)をするかどうかは、主治医と相談(乳がんのタイプによって、超音波検査に切り替えられるかどうかも含めて)。⇒乳がん再発・転移のリスクとシリコン・インプラント破損のリスクをどう考えるか。
⑧シリコン・インプラントの破損等の原因の多くは、被膜拘縮(インプラント周辺部位の硬化)。それを防止するため、マッサージは有効。⇒エビデンスはなし。主治医曰く、「これから書くんだよね」だそうです(笑)。
⑨破損の有無は、定期的に超音波検査で調べる。ただ、破損リスクは、乳がん検診が終了する、10年以降高まるため、乳腺科通いが終わっても、形成外科には通院する必要がある。
⑩病院によっては、破損の有無を確認することなく、10年をメドに交換するところもある。
いかがでしょうか?
みなさん、ご存じでしたか?私は知らないことがたくさんありました。とくに、⑨の10年以降もずっと、形成外科に検診に行かなければいけないというのは、プチショック。
最近データが明らかになったことなどもあるようですし、やはり情報のブラッシュアップは必要ですね。
これからシリコン・インプラントで乳房再建をお考えの方は、近い将来的に(10年なんて、意外にあっという間ですよ!きっと)、医学的なことはもちろんのこと、経済的負担についても考慮されることをお勧めします。
なお、私のかかりつけ病院であるがん研有明病院の前田先生のブログでは、10年入れ替えについてFAQで説明しておられますのでご参考まで。⇒こちら
また、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会「乳癌及び乳腺腫瘍術後の乳房再建を目的としたゲル充填人工乳房および皮膚拡張器に関する使用要件基準」でも、破損等のリスクについて明記されています。